【レビュー】きみが明日、この世界から消えた後で

小説紹介

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テッシー君

読書好きのアスリート大学生!
小学生から読書に目覚め数々の本を読破してきました。
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今回レビューする作品は、

此見えこ 著

きみが明日、この世界から消えた後で

です。

少し前に紹介した、君明日のスピンオフ作品で、

この作品は、そのヒロイン視点で描かれています。

あの時ヒロインはどう思っていたのかを感じれてよりこの作品の素晴らしさに気づけるはずです。。

まだ君明日読んでない人はぜひこちらを見てみてください

【感想】きみが明日、この世界から消える前に 

では、紹介に移ります!!

君が明日、この世界から消えた後で 此見えこ著

あらすじ

病弱な七海は、幼稚園のころからずっと幼馴染の幹太に支えられてきた。

だけど、いつからか支えられることで自分は何もできない欠陥品だと感じるようになった。

しかし、それに甘えてしまっている自分もいて彼女は苦しんでいた。

その中で高校生になり、彼女の前に現れたのは卓であった。

彼もまた病気に苦しんだ過去があり七海の苦しみにそっと気づいてくれた。

たくさんのことを病気のせいにして諦めてきた七海に彼は言った。

「もし、明日死ぬとしたら、それでも諦める?」

彼女はこの言葉に背中を押され様々なことにチャレンジしていく。

しかし、それをよく思わない人もいて。。。

そんな中、また体調を崩して倒れてしまう。。

七海の隠された想いに感動すること間違いなし

ラストはきっと涙する青春感動作!

こんな感じです。

感じたこと・心に残ったこと

明日の保証はどこにもない。だったらやれるときにやるべきだ。

この作品を読んでいて感じたことです。

七海は病弱で様々なことをあきらめて生きてきました。

そんな中で、卓に出会い変わっていきます。

人は変わることを怖がります。この七海もそうでした。

普段は意識することのない死を意識することでよりいつも生きている人生の時間の大切さがしみわたってきます。

この作品はそのことに気づかせてくれました。

人のいうことをなんでも聞いて従っていれば何も考えなくてもいいからとても楽です。

しかし、それに甘えていると自分がどんどんと弱くなって行ってしまいます。

自分が自分の責任を持てるぐらいには自立してたいものですね。。

時間は有限であり、またやれる事も有限です。

ならば、何かをやりたいと思ったときはその心に従って生きてみるのもいいのかなと感じました。

人生は一度きりなのですからね^^

青春小説ですが学ぶところもあってとっても良い読書体験ができたと感じます。

感想

本当に良い作品でした。

きみあすは、2冊そろって一作品だと思います。

幹太目線で語られた前作では見えなかった七海の気持ちや行動が全部わかったときよりこの作品に深みを感じました。

どんなに一緒にいる時間が長い人でも伝えることが大事なんだと感じました。

心に感じたことを相手に伝えることがすれ違いを防ぐことが出来るのだと思えました。

青春を感じながらいろいろなことを考えさせられる作品でした。

ぜひこの二作品読んでみてください。かなりおすすめです^^

では、今日はこの辺で~

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