【感想】きみが明日、この世界から消える前に 

小説紹介

どうもテッシーです!

テッシー君

読書好きのアスリート大学生!
小学生から読書に目覚め数々の本を読破してきました。
小説があなたの人生を豊かにするをテーマに主に小説について発信しています。

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今回紹介する作品は

此見えこ 著

きみが明日、この世界から消える前に

です!!

青春時代の若さゆえの考え、そして恋愛。。

胸が締め付けられるような作品になってます。

皆さんは甘酸っぱい恋愛経験はありますか?

感情移入しながら読んで

甘酸っぱいあの頃の恋愛に浸ってみませんか。

では詳しく見ていきましょう。。

きみが明日、この世界から消える前に  此見えこ 著

内容

主人公の幹太はあることがきっかけで生きる希望を無くしていた。

朦朧と駅のホームの淵に立つ彼。

そんな彼に「死ぬ前に、私と付き合いませんか!」

と必死な声が呼び止めた。

呼び止めた彼女は幹太と同じ制服を着た謎の美少女・季帆であった。

その出会いから二人の謎の関係が始まる。

幹太の生きる希望を取り戻すため強い意志で作戦行動する季帆。

その強すぎる意志に流されるようにして幹太も作戦についていく。

その中で、幹太は危うげで真っすぐな彼女に惹かれていくのだが

季帆の強さには隠された悲しい秘密があったのだ。。

はたして幹太は生きる希望を見つけ出せるのか

季帆の悲しい秘密とは

青春の恋と青臭い痛みを描く未完成な二人の純愛物語。。

魅力

この物語では、青春の未熟な感情や考えが登場し

あの頃のムズムズ感が思い出されます。

そこがこの物語の一番の魅力だと私は考えます。

大人でも子供でもない未熟な彼らの行動や言動には

読んでいて恥ずかしくなったり憤ったりと感情が揺さぶられました。

これは純愛ものの鉄板かもしれませんね。

この作品ではさらにそれが際立っていた気がします。

ヒロインの季帆はもちろんなのですが

私は男性ということもあり幹太にとても感情を持っていかれました。

共感というよりは”なんでななんだ”とか”いやわかるけど”

のようなものが多かったように思います。

とにかく、青春のむず痒い痛みを思い出させてくれました。

だから純愛ものは癖になる感じがありついつい読んでしまいますね。。

感想

これぞ青春だなと思えました。

自分の見えている考えている世界が大きすぎるが故に

心の余裕がない感じがとっても伝わってきました。

自分にとっては大きなことも人にとっては小さなことだったり

その逆もあったり、気持ちのすれ違いがあったり

いろいろな気付きを与えてくれた気がします。

大人になっては味わうことのできないであろう感情を味わうことができました。

最後に彼らの成長が見られてとっても良かったです。

こんな甘酸っぱい経験があまりない私でもこんなに青春を感じれたのは

本当にこの作品が素晴らしいものだったからだと思います。

純愛ものが好きな人にはたまらない一冊になることでしょう。

まだ読んでいない人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。。

では今日はこのあたりで

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