【感想】宙ごはん あらすじと内容 ~人間の変化の物語~

小説紹介

どうもテッシーです。

テッシー君

読書好きのアスリート大学生!
小学生から読書に目覚め数々の本を読破してきました。
小説があなたの人生を豊かにするをテーマに主に小説について発信しています。

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今回紹介するのは

町田そのこ著

「宙ごはん」

です。

この物語は

気持ちとごはんが

つながった物語です。

主人公の悩める人生と共に

出てくるご飯に様々な思いが

重なり合います。

生き方、人の変化に悩みを抱えるすべての人に読んでほしい

そんな小説です。

では、紹介へ、、

宙ごはん 町田そのこ著 あらすじ

この物語は、あなたの人生を支えてくれる

宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。
全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。

人との繋がりと目次の五品

この物語は主人公である宙(そら)が

複雑な環境を人との繋がりや

考え方の変化、おいしい料理で

乗り越えていく物語です。

見出しに五つの料理があり

その一つ一つに物語が詰まっています。

また、一つ一つの物語で宙は成長していきます。

小学生から高校生へと成長する宙の変化

また、周りの人たちの変化

これらも、この作品の見どころです。。

人はいつになっても変わりゆくものである

人はいつになっても変わりゆくものである

これが、この物語で一番の学べたところです。

この物語では、

宙が成長するにつれ考え方や周りの環境が変化していきます。

その時々に悩みや悲しいことが起きますが

それらを乗り越えることで人は変わるのだと感じました。

また、何があっても人は変わることができる

それに年齢は関係ないととても思えました。

宙の産みの親である花野も

どんどんと変わっていきます。

人はいつになっても変わりゆくことができる

これがきっと今後生きていく中で心の支えとなる気がします。

宙は様々な苦難を乗り越えていく

宙に訪れる様々な暗い悩みや感情

これらを宙は乗り越えていきます。

それを乗り越えれたのは、

宙の考え方の変化であり

人々との繋がり、支え、そして食事

これらが、宙を変えていき

暖かく包み込んでくれました。

また、宙が変化することで

周りも少しづつ変化していきます。

そうして、成長し変わりゆく登場人物の描写が細かく

より心が揺り動かされます。

普段は感じない心の変化をより濃く感じることができ

多くの考えや思いをを得れたように思います。

まとめ・感想

人が生きていくうえで直面するであろう

様々な問題を乗り越えていく

主人公の宙にはとても感動しました。

今まで話してきた変化だけでなく、

変わらないものもあるのだということも

同時に気づかされる物語でした。

また、物語において出てくるごはんには

想いや人との繋がりも含まれていて

おいしそうで温かみのある雰囲気を感じ取れました。

食事には本当に不思議な力があるなと思えました。。

語り始めると止まらなくなるくらい

濃い内容で感動する素晴らしい物語です。

気になった方にはぜひ読んでほしい作品です。

きっと心の支えになる物語になること

間違いなしです!

では今日はこのあたりで、、

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